院長ブログ

　歯と歯の間を清掃するためにつくられた糸状の口腔ケア用品です。歯垢（プラーク）がしっかり除去できるので、虫歯などの予防に効果的です。逆にデンタルフロスを使わないと歯と歯の間のプラークは除去できないといっても過言でjはありません。アメリカやヨーロッパではすでに一般家庭に定着しています。

　予防歯科で大切なことは定期的に歯科医院てチェックしてもらうことです。いうまでもなく、最も大切なのは毎日のセルフケアですが、どんなところに虫歯ができやすいかを知ったうえでブラシをしてもらうのと、やみくもにするのでは全く効果が違ってきます。また、年齢やその人の口腔内の状況、歯並びでもまったく違ってきます。年に3〜4回ぐらいは治療するためではなく、予防するために受診をしてください。

　昨日は、大阪歯科大学口腔インプラント科の新入生歓迎会に参加してきました。フレッシュな顔ぶれに刺激されるとともに、普段なかなか会えない先生ともお話する機会があり充実したものになりました。『初心忘れるべからず』を胸にいだき日々精進したいと思っています。

　予防歯科への『理解』はアメリカ・スウェーデンで6割に対して、日本では20.9%。予防歯科の『実践』はアメリカ・スウェーデンで約7割に対し、日本では26.2%。一方で、予防歯科の『必要性』は、日本でも他の2ヶ国同等の70.7%の人が感じている。（ライオンより）

　予防歯科を実践することでほとんどの虫歯や歯周病に罹患することが抑えられます。また、進行を遅らせることもできます。一生、自分の歯で生きていきましょう。その手助けができれば幸いです。

　オーラルケアアイテムの年間平均購入額は、スウェーデン￥8，415、アメリカ￥8，354、日本￥4，965と欧米2ヶ国と比べ約6割程度でした。オーラルケアアイテムの「こだわり」や「お金をかける意識」では欧米2ヶ国に比べ日本は低い傾向にあります。

『ライオンより』

　オーラルケアアイテムにお金をかければいいのかとは言いませんが、やはり関心の高さと比例関係にあるのかもしれません。

　自分自身のオーラルケアに、対して自身があるとの問いに、アメリカとスウェーデンでは約8割の人が「自信あり」と答えたのに対し、日本では6割以上が「自信なし」。欧米２ヶ国では、デンタルフロスの使用率が５０％を超え、複数のアイテムを念入りにケアしたい人が約７割と多数派であるのに対して日本ではブラッシング単体での歯磨きだけで手軽に済ませたい傾向があることがわかりました。

『ライオンより』

見づらくてすみません

　虫歯にかかってからの「治療」ではなく、いかに虫歯にならないかという「予防」を大切にするという考え方です。歯科医院などでの定期的な検診等を通じて「プロフェッショナルケア」を受けること、歯科専門家の指導に基づいて家で自分自身でおこなう「セルフケア」を両立することで積極的に歯を守っていくことです。

　惜しくも、日本はコートジボワールに負けてしましましたね。TVにくぎ付けで応援をしていましたが…。次の試合には是非とも勝ってほしいです。

本田選手が先制点を決めてくれましたね