院長ブログ

　今朝、3女が誕生しました。父の日に、日曜日に産まれてくれてありがとう。立ち合えて幸せです。これで、植田家にキャッツアイが誕生です【平成生まれはわからないですよね(笑)】

　「歯が痛くなってからいくところ」答えは、歯医者ですよんね。当たり前の話です。しかし、世界では間違った考え方と認識されています。歯医者は歯が痛くならないために行くところなのです。

　歯が痛くなるという症状は、歯の神経が侵されているので神経を抜く治療(神経を抜くと歯の寿命が短くなる)や歯を抜くことになる治療のリスクが高くなります。そうならないためにも痛くなるまえに歯医者さんでケアをしましょう。

　昨日は、久米田池の『世界かんがい施設遺産』に登録されたということもありまして、だんじりがでましたね。すごい賑わいでした。さすが岸和田です。

　これからもみんなで久米田池を盛り上げていきましょう！

　ちなみに世界かんがい施設遺産としては狭山池に続いて2番目の登録らしいです。

　外国の人からみても日本人は清潔だといわれています。しかし、お口の中は汚くて、口臭があると思われているのをご存知ですか？では、なぜ、外国の方からそのように思われているのでしょうか？

　一般的には、歯医者はまだまだ歯が痛くなってから行くところと認識されていると思います。美容院のように定期的に通うところという認識ををもっている方は非常に少ないように思います。この痛くなってから行くところというのは世界からみると常識外れなのです。

歯科定期健診に行く人の割合

　岡山大大学院の森田教授と竹内助教のグループは安定した状態の歯周病患者2万人を対象に、症状が急激に悪化したときの状況を調査したそうです。

その結果、「気象の変化」があった日の1〜3日後に、歯周炎が急激に悪化して痛みや腫れが起こりやすくなったことがわかっあそうです。

　森田教授は「メカニズムはまだ不明だが、気圧や気温の変化がホルモンの分泌や循環器系に影響し、慢性歯周炎の急激な悪化を引き起こした可能性がある」としています。

　少し遅れましたが、4月1日で当院は4年目を迎えることができました。まだまだ、至らぬこともありますが地域の皆さんに少しでも満足いただけるように精進する所存であります。これからもよろしくお願いします。

　ちなにみ私事でありますが昨日、娘の誕生日を祝いました。おめでとう！

　4月1日より保険点数が変更されるので厚生局主催の勉強会へ参加してきました。2年に1回変更されるのですが色々な変更があり、大変です。

　特に生後18ヶ月〜31ヶ月ぐらいは注意してください。

　国立感染症研究所での調査では生後18ヶ月〜31ヶ月の間の口腔内の状態がその後の口の中の環境を反映するという結果がでています。

　つまり、乳歯が生えそろう2歳半頃までしっかり清掃管理をしておけばその子の将来へ良い口腔環境を提供できるのです。

　子供は、生まれたときにはお口の中には虫歯はいません。では、どこからくるのでしょうか？保育者からの伝播です。両親と子供の口腔内を調べた研究で明らかに母親との相関がでたのです。つまり、子供と接触の多い方からの感染といえます。

　このことより、妊娠中の母親教室では母親の口腔内の管理をしっかりとするようになってきています。そして、少しでも伝播の機会を減らすように、離乳食が始まると子供専用のスプーンを用意してあげてください。面倒と思いますが、子供のためと思ってください。